ひんやりとした空気
真っ暗な空間
きしむドア
まんなかに横たわって
目をとじる
わたしの声は
くぐもるばかり
もういいよ・・・
もういいよ・・・
(場所で十のお題 4.地下室)
真っ暗な空間
きしむドア
まんなかに横たわって
目をとじる
わたしの声は
くぐもるばかり
もういいよ・・・
もういいよ・・・
(場所で十のお題 4.地下室)
のぼっているのか
おりているのか
今どこにいるのか
わたしには
もうわからない
わたしのなかの
螺旋階段
わたしを導く
あなたの声も
螺旋に反射して
どこからくるのか
わからない
ぐるぐるまわり続けて
わたしはどこへ辿り着くのか
(場所で十のお題 3.階段)
おりているのか
今どこにいるのか
わたしには
もうわからない
わたしのなかの
螺旋階段
わたしを導く
あなたの声も
螺旋に反射して
どこからくるのか
わからない
ぐるぐるまわり続けて
わたしはどこへ辿り着くのか
(場所で十のお題 3.階段)
まっしろな壁
まっしろなシーツ
殺菌のにおい
この空間で黒は
あたしだけ
あたしの黒は
ここでシロに塗り替えられる
あたしは許されないほど
異質なのだろうか・・・
(場所で十のお題 2.病室)
まっしろなシーツ
殺菌のにおい
この空間で黒は
あたしだけ
あたしの黒は
ここでシロに塗り替えられる
あたしは許されないほど
異質なのだろうか・・・
(場所で十のお題 2.病室)
ひろくて
大好きな絵本やおもちゃが
いっぱいあって
おいしい食べ物がでてきて
ふかふかのベッドで
ぐっすり眠れる
朝のひざしが
窓からさしこむ
昼のぽかぽかした日向で
ふわりふわりと昼寝をする
夜は明かりを消して
空いっぱいの星を見上げる
そんなステキなお城で
ずっとすごしてきた
いつまでもいつまでも
そこにいられると
思っていた
でも
それは与えてもらったお城
これからは
あなたといっしょに
世界にたったひとつ
わたしたちだけのお城を
つくっていこうね
(場所で十のお題 1.お城)
大好きな絵本やおもちゃが
いっぱいあって
おいしい食べ物がでてきて
ふかふかのベッドで
ぐっすり眠れる
朝のひざしが
窓からさしこむ
昼のぽかぽかした日向で
ふわりふわりと昼寝をする
夜は明かりを消して
空いっぱいの星を見上げる
そんなステキなお城で
ずっとすごしてきた
いつまでもいつまでも
そこにいられると
思っていた
でも
それは与えてもらったお城
これからは
あなたといっしょに
世界にたったひとつ
わたしたちだけのお城を
つくっていこうね
(場所で十のお題 1.お城)
色がかわる
わたしの色がかわる
いままでしらなかった色に
わたしがかわってゆく
わたしをかえるのはだれ?
そう
ほかでもない
あなただけ
初出[2006年01月22日(日)]
わたしの色がかわる
いままでしらなかった色に
わたしがかわってゆく
わたしをかえるのはだれ?
そう
ほかでもない
あなただけ
初出[2006年01月22日(日)]
わたしのこの手は
だれかとつながっているのだろうか
わたしのこの声は
だれかにとどいているのだろうか
わたしのこの耳は
だれかの想いを聴いているのだろうか
胸の奥から
わたしの聞こえない叫び声が
ひびく
あなたがそばにいるという
ゆるぎない感覚が
おとずれるとき
ひとずじの光が
こぼれおちて
わたしをみちびいてくれる
初出[2005年10月01日(土)]
だれかとつながっているのだろうか
わたしのこの声は
だれかにとどいているのだろうか
わたしのこの耳は
だれかの想いを聴いているのだろうか
胸の奥から
わたしの聞こえない叫び声が
ひびく
あなたがそばにいるという
ゆるぎない感覚が
おとずれるとき
ひとずじの光が
こぼれおちて
わたしをみちびいてくれる
初出[2005年10月01日(土)]
深紅の海に溺れる
手も足もうごかない
このまま
このまま
ずっとずっと
この海の底まで。。。
目を閉じて
からだの重みに
まかせて
きっと
わたしは
今のなにかから
解放される。。。
深紅が漆黒へ
かわるところまで。。。
初出[2005年09月22日(木)]
手も足もうごかない
このまま
このまま
ずっとずっと
この海の底まで。。。
目を閉じて
からだの重みに
まかせて
きっと
わたしは
今のなにかから
解放される。。。
深紅が漆黒へ
かわるところまで。。。
初出[2005年09月22日(木)]
あなたのかげなえのない軌跡から
生まれる言葉
まっすぐにわたしに届く
わたしのこころを揺さぶる
あなたのように
わたしもなりたい
だけど
いまのわたしには
まだむり
むりでももがいてる
むりだから必死なんだ
そこんとこわかってね
いつか
あなたに並びたい
きっとあなたは
いつもわたしの前を歩いているだろうから
初出[2005年08月30日(火)]
生まれる言葉
まっすぐにわたしに届く
わたしのこころを揺さぶる
あなたのように
わたしもなりたい
だけど
いまのわたしには
まだむり
むりでももがいてる
むりだから必死なんだ
そこんとこわかってね
いつか
あなたに並びたい
きっとあなたは
いつもわたしの前を歩いているだろうから
初出[2005年08月30日(火)]
葉をひろげて
茎をのばして
この身をおおきく
さまざまな昆虫を
あつめて
いのちをあたえる
つよい陽射しをうけて
さらにつよくならん
ぼくらの生命力を
こころに叩きこめ!
初出[2005年08月01日(月)]
茎をのばして
この身をおおきく
さまざまな昆虫を
あつめて
いのちをあたえる
つよい陽射しをうけて
さらにつよくならん
ぼくらの生命力を
こころに叩きこめ!
初出[2005年08月01日(月)]
ときどきふとした拍子に
よみがえってくる
「青い思い出」
「青い」っていう色に
いろんな連想をするのだろうけれど
わたしはいつも
青りんご
のイメージ
別に
澄み切った青空でも
視界に広がる海でも
よさそうなものなのに
思い出すと
口に青りんごの味が
広がる気がするのは
なぜだろう
なんでこんなこと思い出したのかな、と
なんとも言えない
微笑が思わずこぼれる
初出[2005年07月28日(木)]
よみがえってくる
「青い思い出」
「青い」っていう色に
いろんな連想をするのだろうけれど
わたしはいつも
青りんご
のイメージ
別に
澄み切った青空でも
視界に広がる海でも
よさそうなものなのに
思い出すと
口に青りんごの味が
広がる気がするのは
なぜだろう
なんでこんなこと思い出したのかな、と
なんとも言えない
微笑が思わずこぼれる
初出[2005年07月28日(木)]
わたしのちいさな変化
2006年7月24日 ココロの景色いつのまにか
ロックからバラードになった
気がついたら
サスペンスより恋愛小説を
読んでいた
ひとりの時間を
すこしのお酒といっしょに
楽しめるようになった
確実に
年を経てるって
ことなのかな
そんなわたしを
ちょっとだけ
好きになってる
自分がいる
初出[2005年06月03日(金)]
ロックからバラードになった
気がついたら
サスペンスより恋愛小説を
読んでいた
ひとりの時間を
すこしのお酒といっしょに
楽しめるようになった
確実に
年を経てるって
ことなのかな
そんなわたしを
ちょっとだけ
好きになってる
自分がいる
初出[2005年06月03日(金)]
ひとりでは探せない
ひとりでは勇気がでない
ひとりではわからない
自分のことなんて
そんなもの
あたらしい道しるべ
一歩ふみだしてみようかなっていういきおい
たわいのないおしゃべりのなかで
あなたがくれる
ありがとね
初出[2005年04月20日(水)]
ひとりでは勇気がでない
ひとりではわからない
自分のことなんて
そんなもの
あたらしい道しるべ
一歩ふみだしてみようかなっていういきおい
たわいのないおしゃべりのなかで
あなたがくれる
ありがとね
初出[2005年04月20日(水)]
からだを血がめぐる感じがする
足に地面のかたさを感じる
顔に風がながれる
ただきもちいい
自分のすべてを感覚にして
まわりをとりこんでいく
すっごくきもちいい
欲を言えば
となりにあなたがいる
感覚がほしかったかな
初出[2005年04月17日(日)]
足に地面のかたさを感じる
顔に風がながれる
ただきもちいい
自分のすべてを感覚にして
まわりをとりこんでいく
すっごくきもちいい
欲を言えば
となりにあなたがいる
感覚がほしかったかな
初出[2005年04月17日(日)]
じぶんのきもちが
ことばにならない
あなたのはなしを
聞くことで
ごまかしてる
はなすことが
見つからない
はなしていたいのに
沈黙が
わたしを焦らせる
あなたから
聞いてくれたら
はなせるかもしれないのに
なんて
わたしのなかに
ことばがないのに
おもってみたりする
なんか
さみしい。。。
初出[2005年04月13日(水)]
ことばにならない
あなたのはなしを
聞くことで
ごまかしてる
はなすことが
見つからない
はなしていたいのに
沈黙が
わたしを焦らせる
あなたから
聞いてくれたら
はなせるかもしれないのに
なんて
わたしのなかに
ことばがないのに
おもってみたりする
なんか
さみしい。。。
初出[2005年04月13日(水)]
やわらかな光のなかで
おだやかな踊りを
たのしもう
そよぐ風にのせて
かろやかに唱を
うたおう
きこえてくる
自然の音色に
みみを澄ませて
ぼくらのリズムを
織りなそう
きみからきみへと
ひろがって
ぼくらはおおきく包まれるんだ
初出[2005年04月11日(月)]
おだやかな踊りを
たのしもう
そよぐ風にのせて
かろやかに唱を
うたおう
きこえてくる
自然の音色に
みみを澄ませて
ぼくらのリズムを
織りなそう
きみからきみへと
ひろがって
ぼくらはおおきく包まれるんだ
初出[2005年04月11日(月)]
なんにも難しいこと
かんがえることないよ
ただ
くちをあけて
こえをだして
てをたたいて
からだをゆすって
あれこれ言ってないで
満喫すればいいじゃない
からだのなかが
すっとするよ
初出[2005年04月10日(日)]
かんがえることないよ
ただ
くちをあけて
こえをだして
てをたたいて
からだをゆすって
あれこれ言ってないで
満喫すればいいじゃない
からだのなかが
すっとするよ
初出[2005年04月10日(日)]
ねむりにつき
めを覚ます
いつのまにか
空白のせかいへ
つれこまれ
そして
感覚のせかいへ
もどってくる
おしえられた覚えはないのに
くりかえし
破綻をきたしたときに
くるしくなる
とすると
空白のせかいへの旅は
わたしにとって
逃げ場
なのか
すべてを遮断する
シェルター、か
初出[2005年04月06日(水)]
めを覚ます
いつのまにか
空白のせかいへ
つれこまれ
そして
感覚のせかいへ
もどってくる
おしえられた覚えはないのに
くりかえし
破綻をきたしたときに
くるしくなる
とすると
空白のせかいへの旅は
わたしにとって
逃げ場
なのか
すべてを遮断する
シェルター、か
初出[2005年04月06日(水)]
うごきだすためには
やる気だけじゃない
なにかがいるときがあるね
こころに点火する
なにかが
迷って悩んで
どうしても
一歩がでないときは
きみのなかに
足りないなにかが
あるんだ
待ってみようよ
探してみようよ
それが点火剤に
なるかもしれないからさ
初出[2005年04月01日(金)]
やる気だけじゃない
なにかがいるときがあるね
こころに点火する
なにかが
迷って悩んで
どうしても
一歩がでないときは
きみのなかに
足りないなにかが
あるんだ
待ってみようよ
探してみようよ
それが点火剤に
なるかもしれないからさ
初出[2005年04月01日(金)]